GLP-1は血糖値を下げる働きのあるももともと体内でつくられるホルモンの1つです。医療ダイエットはGLP-1受容体作動薬を投与するダイエット方法です。
一般的なダイエット法は食事を制限したり、ハードな運動をしたりしますが、GLP-1メディカルダイエットではそのような努力は必要なく、我慢しなくても自然に食事の量が少なくなり、体重を減らす効果が期待できます。
GLP-1は米国や欧州では肥満治療薬として承認、日本では糖尿病治療薬として厚生労働省から認可を受けているように、ダイエット以外にも生活習慣病を改善する効果も期待できます。
健康診断で腹囲(男性85cm以上、女性90cm以上)や血糖値(空腹時血糖値 110mg/dL以上)が規定値以上でメタボ(メタボリック症候群)と診断された方にもGLP-1医療ダイエットはおすすめです。
GLP-1受容体作動薬の副作用について
- 便秘・下痢・胃の不調など消化器の症状が出る場合があります。数日から数週間で自然となくなります。
- 嘔吐・下痢・食欲不振がみられた場合は水分を補給し脱水症状にならないように注意してください。
- ※妊娠中・または妊娠している可能性のある方・糖尿病の方は治療を受けることができません。
- 医師の診察後、体質や状況に合ったGLP-1ダイエット薬を提供します。この治療には国内未承認医薬品を用いる場合があります。
注意事項
「マンジャロについて」
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
マンジャロは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。
しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
国内では「ウゴービ」というGLP-1製剤が「肥満治療」の効能・効果で厚生労働省に認可されています。
諸外国における安全性などに係る情報
GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAと国内で肥満治療薬として承認されています。